ただ新しい事を始めたいと思った(版画)
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版画を始めたいと思っている。
私がやりたい版画は「孔版画」というものだ。
版画は大きく四種類ある。
凸版(木版画はこれ)
凹版(エッチングなど)
平版(リトグラフなど)
孔版(シルクスクリーンなど)
これだけ読んでもなんのこっちゃわからんと思われるだろう。
私もである。
数冊、版画の本を読んだだけだ。
耳にしたことのある代表的な版画名を()の中に記載してみたが、どうであろうか?
美術館の絵の説明(絵の横に小さく書いてある説明「キャプション」という)によく見かけるものだと思う。
アンディ・ウォーホルなどは皆様が耳にしたことがある作家ではなかろうか?
マリリンモンローとかエルビスとかを版画にした作家だが、あれはシルクスクリーンである。
シルクスクリーンは大きな装置がいるので、私は出来ない。
昭和の時代の人なら「プリントごっこ」と言えば、シルクスクリーンのこと何となくわかっていただけるのではなかろうか。私はあれがしてみたくて仕方なかったが、家にああいうものがなかった。
でも、ずっと憧れがあってそのうち出来ることなら「Tシャツくん」を買って作ってみたいものだ。「Tシャツくん」はお家でちょっとしたシルクスクリーンができるセットである(プリントごっこに似ている)
昔「プリントごっこ」というシルクスクリーン(感光)が家庭でできる道具が売られていたが、私が育った家はそんなものを買う余裕もなく。「いつか買って刷ってみたい」と思っていたのに、いつの間にか、もう販売されていなかったプリントごっこである。
憧れたまま、大人になってしまった。
それを思うと、小さな頃から版画はしたかったのかもしれない。
プリントごっこ参考記事:(朝日新聞記事)
年賀状、みんな愛用したプリントゴッコ 製造会社はいま
プリントごっこを調べていたら、今は「リソグラフ」というものを販売しているらしい。
孔版印刷方式のデジタル印刷機なのだそうだ。これは大掛かりすぎて、個人では導入できそうもないので諦めることにするが。もし近所でできそうな所があれば体験してみたい。
知り合いの方に「今は作品を量産できる仕組みができている」という意味深な言葉を聞いていたのだが、こういう機械があるともう、「アナログで作る意味があるのか?」という葛藤に溺れることもあるが、それを基準に言い出すと絵も描けなくなるので。
リソグラフは上記朝日新聞の記事には「学校、官公庁、企業」で使われているようであるが、クリエイター(?)が導入しているところもあるようだ。
リソグラフ参考:haconiwa
私は今から版画の版も全て自身で作ろうとしている。
多分「効率が悪いのではないのか」と思う人もいらっしゃるだろうな。
私はいつも何事も「したいからやる」だけなので、いつかリソグラフをやりたくなったら、できるお店があればそこで予算が許せば作るであろうし。
手でゆっくり作るメリットデメリット。
機械でサッと作るメリットデメリット。
どちらもそれを考えて作るのは楽しいだろうな。
私はどちらにせよ、何か作るだろうな。
楽しいから。したいからやる。
版画は絵と違って量産ができる。最近は贋作が出回ったニュースを耳にした所であるが。デジタルを駆使して制作してあり、贋作かどうか見抜くのが難しいらしい。
どうやって作ったのか知りたいところでもあるが(笑)
贋作を作るのも技術と言えば技術なのだと思ってしまうなぁ。
昔の版画ですら、贋作が出回らないように、自ら作った版に傷をつけ、もう刷れ無いようにしてしまうということもあるらしい。知り合いに教えていただいた。
こうして、版画をやろうと思い立たなければ知らなかったこと。それを知っただけで、もう楽しかったりする。
今、まだまだ準備中です。
精巧な感じの版画を作ろうとしているのでは無いのだが、、、、。
(一つだけ作品を作ってみたけども、なかなか下絵に時間がかかる)
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コメント
版画を始めるんですね!
返信削除新しいことを始める時ってドキドキしますね。
応援します。頑張ってくださいね!