野球と私(8):新しい風、来たり!
- リンクを取得
- ×
- メール
- 他のアプリ
昨年よりすっかりハマってしまったプロ野球。
今年も引き続き、ソフトバンクホークスを推している私。
開幕戦が始まって、そんなに経たないうちにスタメンの殆どがケガで、2軍行きに。
ひと月たって「あれ?初めてみる人ばかり」という状況だった。
昔からずっとホークスを愛していた人はきっと二軍のメンバーも知っていたに違いないが、昨年から久しぶりに野球を観戦している私には
「だれっ?!!」
という状況であった。
ただ、うれしかったのが昨年は代打で試合に出ていた中村晃選手がスタメンになっていたこと。
私は「代打」という役がどんなに大変な役か知らなかった。
昨年、ホークスのドキュメンタリー映画を観るまでは、、、、、。
「代打」は呼ばれると、必ずそこで成果を出さねばいけない非常に厳しい立場なのだった。
ずっと毎試合出場できるわけではない。
それなのに、呼ばれたそのときは必ず成果を出さねばならない。
試合の流れによるから、呼ばれるか呼ばれないかもわからない。
でも、その時のためだけにコツコツと練習をしておかねばならない。
それが今年、代打ではなくスタメンとして試合に出場している中村晃さん。
なんだかとても嬉しかった私だった。
プロ野球の試合を見るたびに思う。
「こんなストレスのかかる仕事は私にはできない」
そもそも、体力もスポーツの才能もない私ができる仕事ではないのだが、いつもそう思ってしまう。
そのときそのときの流れもあって、負けることもあるのに、誰のせいでもないのに、攻撃で打たない時は「ああ〜」と皆から一斉にもれる声を聞いたり。
精神的に負担が来る場面が多いこと多いこと。
球場に、今、たって試合に出ている選手は、きっと小さな頃から野球をしてきた人が多いだろう。ずっとこういう場面を見てきただろう。
ともあれ、悪い面ばかりではない。
自分だけに向けられる声援も。きっと。それがあるから頑張れるのであろう。
最近、山川穂高選手も降格してしまった。
ずっと不調だったからであろう。
山川選手が二軍に降格して、オープン戦のスタメンが全員、二軍に降格するという経験をしたのだった。
こういうことは珍しいのだろう。
ニュースになっていたのだから。
私も、世間と同じように驚いた。
昨年見ていた顔ぶれが不在となると、ちょっと寂しいのだった。
新しい風とは、こんな風にやってくるのではないか。
そう思った。
今まで後ろで控えていた選手たちが表舞台にたっている。
私もいつか新しい風たちのように。
誰かを喜ばせたい。
それは一瞬かもしれないけれど。
素敵な風を吹かせたい。
あれ?そういえば。
今年の巨人のスローガンは「新風~2ND CHALLENGE~」であった。
我らがホークスのスローガンは「PS(ピース)」
厳しく美しい、心構えだと思う。
今日も部屋をラジオの中継が響くよ。
うちには麦茶を飲むグラスがなかった。
110円で買ってきたのだが、光にキラキラとして。
扇風機の涼やかな風と。
コップの中で炭酸がぷつぷつと上に上がっていくのがきれいだ。
幸せな気持ちになった。
今日は体が動いたから、お店に行くこともできた。
私は今日も幸せだった。
ありがとうございます。
今日も無事に終わります。
明日も野球中継を聴くのだ!!
- リンクを取得
- ×
- メール
- 他のアプリ
コメント
コメントを投稿