「あひる」今村夏子(著)、読了。
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もうすでに返却してしまった本だが
だから内容もうろ覚えだったりする。
前回、今村夏子さんの本を初めて読んで。
今村夏子さんが気になってしまった。
「あひる」は確か芥川賞候補ではなかっただろうか。
あひるの名前が印象的で「のりたま」という。
飼えなくなってしまったおじさんから託されたのりたま。
主人公一家が受け入れたのだった。
家族構成は、主人公(資格検定の勉強中。働いてないみたい)、その両親(なにやら宗教に入っている)、弟(かなりやんちゃな方だった)は別に暮らしている。
「むらさきのスカートの女」もかなり登場人物が濃い人たちばかりであったが、今回の「あひる」もなかなかだった。
前回同様、主人公に変な気持ち悪さが残る。
読みながら、違和感を感じるが読み進めてしまう。
怖いもの見たさである。
その事象一つ一つに、にんげんの寂しさを見た。
主人公のご両親があひるを見るのに通ってくる子供たちにお菓子をふるまったり。私は、そういう姿に、このご両親のと言うより人間の「寂しさ」を感じたのだった。
「あひる」とは別の短編が2編収録されている。
これは「あひる」に関係する物語だった。
今村夏子さんという作家さんの本はこれを入れて、まだ2冊しか読んだことがないが、登場する人物が周囲には言えない抱えている暗さをうまく物語で表現されている。
その抱えている暗さは短絡的に伝えるのではなく、物語として、こちら側が何となく察するように描かれているのが、秀逸だと思った。
なるほど、「あひる」は芥川賞候補にはなるが、惜しい!!あと一歩ということを素人の私が読んでもそう感じる。
「むらさきのスカートの女」のほうが,華があった。
ただ短編で、こんな人間模様を描けるのはやはり秀逸だと思った。
他の本もぜひ読んでみたいと思ったのだった。
短編で、というのがすごいなぁ!!
(すっかり今村夏子さんの小説のファンである)
久しぶりの小説、おもしろかった。
ありがとうございました。
私があひるに名前を付けるとしたら、、、何にするかな。
しらたま、かな、、、、。
いや、もしかしたら単純に頭文字をとって「あーちゃん」かな、、、。
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