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野球と私(7):映画[REVIVAL」の観賞

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野球のシーズンが終わって、もう年末という時。 だが、しかし、なんと、映画があるのだった。 さすがソフトバンクホークス!! 抜かりなく、最後までみんなを楽しませるのだな! この映画はドキュメンタリー映画だ。 観に行ってきた! 今年のホークスのスローガンは 「美破!(VIVA!)」 だった。 この映画のタイトルをよく見ると「VIVA」という文字が隠れているのだった。 駄洒落といえば、駄洒落なのかもしれないが、私はこういうのは大好きだ! 優勝までの道のりをギュッとまとめた映画だった。 それは監督がどういう思いで、チームを率いていったかだったり。 どんな気持ちで選手が試合に臨んでいたかだったり。 日頃、どんな風に練習しているか。 そして、何より私たちが見ることのない試合中に待機しているあの選手たちの席からの目線を見ることができる映画なのだった。 私が印象に残ったことを以下に綴っておこうと思う。 ・印象に残ったこと(1)(山川選手の言葉) 山川穂高選手は、よくホームランを打つ人。そういう印象しかない。 私のささやかな趣味”プロ野球中継を聴く”(たまにアプリで番組を見る)はこの夏から始まったので、夏より以前の山川選手を私は知らなかった。 春からの開幕戦から数ヶ月は不調が続いていたようであるが、山川選手はリチャード選手の指導もなさっているようで、リチャード選手にこのようなことを言った。 「10回打ってみて、1回成功したなら、その成功を見ずになぜ失敗の9回の方を見るんだ? 成功した1回をまた打てるようにしたらいいんだから、成功した1回を見たらいい」 すごい人だ!!!!!!! 私は感動した。 コツコツと練習している様子も映像からも感じたし、何よりその言葉が私にもすごく染みた。 このように失敗よりも成功した方にフォーカスできるというのは何て素敵なんだろう! 確かに、ほとんどの人たちは失敗の方へ目を向けてしまうのではないだろうか。 「成功」の方へ目を向けるという時点で山川選手は、他とは違う何者かの凄さを持っているのだった。 素直に「わぁ!山川選手ってかっこいいな!!私もそんな風な姿勢で物事に取り組みたいな」と思った。 ・印象に残ったこと(2)(近藤選手の怪我) 近藤選手が試合でバッター席に立つ時は、いつもしなやかに筋肉を伸ばし屈伸などして準備をしているのを中継で見た。私は、バットを両手で...

今日の落書き_210630

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  私を見て、ちょっと、ひゅっと引っ込めた首に警戒を感じた! 猫さんはかわいい。 6月も今日で終わり。半年が経ちましたが、無事に7月を迎えられそうです。

こおの食品知識(備忘録4:食中毒の季節、除菌と抗菌の違いなど)

最近は、段ボールの処分をすぐするようにしている。 以前の私はそんなにカンバスがすぐ買えるような収入でもないので、段ボールがあれば、それに絵を描いていた。私がここ数年描いた絵は、段ボールがカンバスである。「さすが!!思いつかない!発想が芸術家!」と褒めてくださる方もいらしたのですが、ありがとうございます。ものがない故にそうしてきたまでの事。紙や既製の画布だけがカンバスではない。描けるものに描けばいい。私はそういう人です。その表現を狙って描いたわけではない、、、(そこら辺は素人) もうちょっとスキルアップしたら狙って描きたい。今、精進している最中ですが、段ボールもだいぶ絵のカンバスに使ったので(それほど描いてもないが)、処分している次第です。段ボールも描きやすい段ボールとそうでないものがあるのだが、ここでは割愛させていただく。 さてさて「防虫対策で段ボールを処分した方がいいです」という話を書こうと思ったのに、前置きが長くなってしまった。 巣篭もりが普通になった昨今、家でメルカリなどで売買する人も多いだろうから、ネットショッピングした段ボールを取っておく人も多いのではないだろうか。 ダンボールはすぐ使うならば取っておくのもいいが、放っておくとネズミやゴキブリの巣になったりするので、調理の世界では「調理場にダンボールは置かないようにする」のが基本なのだと聞いた。 イニシャルG(黒い羽のアイツである!)が活躍する季節になってきたから、段ボールを見ると「処分しなければ!」という気になってくる。物を少なくするメリットは、いろんなことに通用するようだ!(←断捨離好きな人) 巣篭もりで、コンビニへ行く事も多くなった気がする(私だけだろうか?)。近所のコンビニ(系列が違う店舗がそれぞれある)野菜や果物を多く置くようになった。コンビニは倉庫などを持たないから「多頻度小口物流」に分類される。ちょこまかとトラックが来て、商品を仕入れて、すぐ陳列する、あれである。だが、それを考えると新鮮な品を置いていると言える。生鮮品と加工品の違いについては、また別の機会に書こうと思う。 今は昔に比べて菌が増えないように管理はなされているとは思うが、私は個人的に梅雨時期から夏は、生ものは食べないようにしている。昔の人は、夏は生ものを焼いたりなどして必ず火を通して食べていたという話を母や医師から聞いた。今は冷蔵...

「蛙よ、木からおりてこい」水上勉(著)読了

主人公のブンナは、シュッとした蛙さんかもしれない。 背が高いのだ。 そして私が待っている「蛙の王子さま」かもしれない。 トノサマがえるなのだ!笑!!(トノサマの意味が違うって、笑) そんなバカな想像をしつつ。 私はカエルさんが好きな人なのだ。今まで集めてきたものは前回の引越しで少し処分。今回のコロナ禍でも少し処分。コレクターとしては失格なのだが、小さい頃育った環境にカエルさんがたくさんいたので、カエルが好きだ!!! この表紙の写真のカエルさん玩具は 香月泰男 さんが作ったものだった!!おお、香月さんの絵は好きだから、美術館もいつか行きたいと思っているのだ(画廊の方の話によると「公共交通機関では行きにくいところですよ」とのことだ) カエルさんの姿形は、下記リンクで確認してこの本を読むと、想像しやすいです。 トノサマがえる 土がえる 牛がえる 内容の詳細は詳しく書かないが、主人公ブンナ(トノサマがえる)が高い椎の木の上で過ごした物語である。 そこには生命の儚さ、ずる賢さ、そして尊さがあるのだった。 生きていくのは綺麗事ではない。 動物によって描かれていた(登場人物は人物はカエルさん達だけではないのだ!)が、人間世界そのものであった。ちなみにこの本は昭和47年発行の新潮少年文庫である。児童向けなのだ。 これから育っていく人がこれを読むというのは、人間の本質を真っ向から知ることになるので、少し嫌悪するかもしれないが、順調に話が進みすぎるダメな物語より絶対良い。いや、すごく良い!(人生というのは順調な時ばかりではないのだ!!) 生きていると「そうとしか言いようがない」「誰も悪くない」人生を揺るがす様な出来事が起きることがある。人は原因を求めたがるが、原因がない場合や不明な場合が多い。何故、原因を求めるかというと、それがあれば安心だからだ。そこに視線が向けば、不安じゃなくなるからだ。不安になると、無理に原因を作りたがる人や勝手にでっち上げて作る人もいる。それでその人が生きていきやすいなら良いが、先に「多くは原因がないことが多い」事を知っておいてからの方がいいと私は思う。 大人になると、大人向けの本を読みがちであるが、私個人は児童向けの本は大人になっても読むのをお勧めしたい。そこには、これから生きていく人のための物語、教訓が描かれている事が多い。それに想像力豊かな作品も多い!児童...

絵と片付けと私

片付けに当たって、困ったのが昔の作品を捨てるかどうかである。 割と昔から、私は実家ではサクッと物を捨ててしまう人だったので、作品もサクサクと捨ててしまっている。自分がゴミとして出したものを家族が「もったいない」と言って、再度ゴミ袋から戻って来ることもあったが。(これは家族あるあるではなかろうか?) 学生時の作品もあっさり捨てた。大人になってから、いつだか段ボールにクレヨンで描いたサンマは、珍しく母が褒めてくれたが、それも捨てた(後で「なぜ私にくれなかったのか?!」と言われたが、自分で価値が見出せなかったのと引っ越し時に邪魔になるから捨てた) そんなで、私は本当に昔の作品がほとんど残っていない。 ただ、今回のコロナ禍での片付けにおいては、昔の作品はもちろん、最近の作品を捨てる事にひどく躊躇した。 「家に溜まって、日の目を見ない作品はただの自己満足だ!!!!!」 この一言に尽きる。 私は自分のためだけに描いて完結してきたのだ。今までそれで幸せだった。それで良かったが、今は簡単に人が見てくれる世界がある。作品が日の目を浴びるには、私個人としては「個展」という手段が望ましいが、今はネット上で発表することもできるのだ。ただ、私はデジタル作品はネットでも良いが、アナログ作品に関しては実物を人に見て頂きたいので、やはり個展がしたいと思う。 (変なこだわりであるが、大きな作品も一枚描いているので勇気を出して個展がしたいのだ!そもそも色の話をするとネットではRGBだし、印刷されたものだとCMYKで、実物と色が違うのだ。色が違う様に見えて伝わるのでは、こちらとしては悲しい。) 多分、自分の為に描くという行為自体に飽きてしまったのだろうとも思う。新しい行動をするとまた少し新鮮な目で自分の作品を描けるだろう。それに人と接することで励みになるだろう。そういう意味でも個展がしたい。 そう、私も「人に見てもらいたい」という欲が出てきた。 誰しも承認欲求を持っているとは思うのだが、私も普通の人間である。誰かに見てもらえたら、それは素直に嬉しい。 個展をするには、それなりの数の作品がいる。展示する作品がなかったら、個展は成立しない(「作品が展示してないのが、今回の私の作品です!」というのは無しにして、笑)だから、全捨てせずに古い作品も取っておく必要がある。 新しい作品を描くためにも、古い作品は処分し...

今日の落書き_210625

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 わー、わー!!!こんばんわー!!! (威嚇中です。←?) ミナミコアリクイ、かわいい。 ipad欲しい。わーー、わーー!!!

ちょっと近所に行くかのように Go abroad したい(語学への道のり(1))

この頃、半年サボった英語学習を再開した。 近所に行くかのように外国に行ってみたい。でも、怖い。言葉という道具なしにこの楽な自分のテリトリーから抜け出せる訳が無い。怖すぎる。少しで良い!話せるようになっておきたい。 当初は「日本では生活できないかもしれない」と思う事があって、「英語が話せれば他国でも何とか生活できるかも!」と思ったのが英語学習を始めた理由でもある。ずっと非正規で働いてきて、日本に希望がなかった。アホな私は、本気でもう死ぬか生きるかという時もあったので「英語が出来る様になって、もうダメな時は物価の安い国で一人で暮らそう」などと思っていた。 あと、以前勤めた会社で英語を話せないことを馬鹿にされたからもある。馬鹿にされたのは別に構わなかった。それも悔しかったが、何が一番悔しかったかというとお客様をがっかりさせる事だった。でも、通じないなりに知っている単語と図などを紙に書いて、私は対応した。通じるとうれしかった。ちなみに、その時は英語より業務内容の勉強に忙しかった。 私の知り合いは英語を話せる。 知り合い達を見ていると、あっさり他県に行ったり、外国へ行ったりする。先立つものも持っているからかもしれないが、こちらがぼーっとしている間に彼らの「現在地」が遠くだったりする。(※今はコロナの影響で、そんなに遠くには行っていないようである。) 私の現在地は残念ながら、ほぼ毎日変わらない。テリトリーの「近所」ですら、まだ探検していないところも多いくらい、行動範囲がとにかく狭い。 今はご時世があって、皆、現在地も限られているが、私もいつかこの国を外側から見てみたいものだ。 ところで英語学習。マニュアル本がたくさん出ている。こんなに方法があるのに、話せない人が多い英語であるが、そもそも日本語とは全く真逆な言語なのだそう。だから、余計に定着率が低いらしい。ヨーロッパ圏の言語は英語に近いので、定着も速いとか。日本人が学ぶなら中国語かハングルが良いと聞いた。文法がよく似ているのだそうだ。 確かに英語は日本語と主語述語の並びが違うから、ちょっと面倒だ。いや、酷く面倒だ!! よく見かける本のタイトルで「3ヶ月で話せる」とか、そういう奇跡的な方法は、本当に奇跡であって、一般人の私はそういうの無理だと早い段階で悟った!イエール大学の方が書いたマニュアル本も読んだ。何周も短期間に繰り返すと定...

部屋の空気と片付けと私

断捨離に効果があるか?ないか? 私はあると思う。部屋の空気が変わった気がするのだ!! 断捨離の具体的な方法については多くの人が本を出したり、動画やブログなどがあるので、それを参考にすると良いかと思う。ただ、それだけを見たり読んだりだけして満足して終わらないことを願う。とっかかりがなかなかできずにいる人も、毎日、ただ一つ捨てれば、一つ減る。それの繰り返しだ。一つも捨てなければ現状のままなので、されど一つという感じで、処分していれば、少しずつ物が減ってきますから! ここでは私が断捨離をしたきっかけなどを書きたいと思う。 死ぬかもしれない。 コロナが流行ってからそう思った、真剣に。私は元々、昔から体が弱いからそう思ったのだった。とりあえず、迷惑をかけないように荷物を片付けようとも思ったのもある。どちらかというと人生を変えたかったのが大きい。持病で仕事が探せなくなったから時間が沢山出来てしまったのもある。何かすれば、何かが変わるだろうと思った。 これが本格的に断捨離を始めるきっかけだった。 私には、今までの人生の中で「期待するとダメになる」という教訓がある!だから、期待などせずに片付けを始めた。断捨離によく聞く事のある効果”好転する、仕事運が上がる、恋愛成就”などなど、ちょっと占いめいたもの、そういうのには気持ちを持っていかれないように、と思いながら。(仕事運はアップさせたいが、笑) それと同時に「死んで、後悔がないように」と、自分のできる範囲でやりたい事もやった。友達に贈り物をする事、お世話になった方々に出来るだけご恩返しする事。 絵を描いたり本を読んだり、好きなことは、手につかない時期だった。だから、ひたすら死ぬ前の準備的なことに徹した。 ひたすら処分する毎日を送った。 なぜだろう。 すこしずつ物が減ってくると部屋の空気が変わってきた。不思議だった。目に見えない空気が澄んできた気持ちになったのである。 目に入ってくる情報(文字や色)が物が減ったおかげで、ストレスが少なくなったからかもしれない。窓からさす美しい光に毎日注目したり、そういう気持ちが出てきた。 空気が変わってくると、人の気持ちも変わってくる。そういう点で、きっと「断捨離は効果がある」と言える。 あの有名な「こんまり先生」が言う「ときめき」がわからなかった私は、ひとまず「1年以上使っていない物」を処分した。人と...

タニラーな友人に見る日常の素晴らしき

タニラー。 なんのことなのかわからぬ。 友人が「そのうち、こおさんもタニラーにしたい」と言う。おお? 「谷が好きな人」かと思いきや、「多肉植物が好きな人」のことらしい。 ちなみに、私は自称「イララー」である。(※イライラした人ではない、笑。イララーとはAdobeのイラストレーターが好きな人の事を言うらしい。誰がそう決めたのか、私は知らない。DTPデザイナーの方がそう言っていた。私は一時期「フォトラー」(フォトショップが好きな人)を目指していた時期もあった) 私の友人は今「タニラー」である。あれよあれよという間に、彼女の家の庭に多肉植物が増えていった。きっかけはサボテンを買ったことらしいが、様々な種類のプリプリもりもりな多肉植物が小さな植木鉢に種類ごとに分けられワゴンの上を占領している、三段あった棚が満員御礼である。遊び訪ねて来る度に増えているのを目にするのだ。 私がよく散歩していると、プクプクしたサボテンのような花のようなものを見かける。ところところ長く伸びて家の敷地の柵からはみ出し、だらっとしているアロエに似たあの植物。あれも多肉植物の一種だったのが判明した!誰しも見たことあるのではないか。どんどんどんどん増えるあの多肉ちゃんを。 多肉植物は今、流行っているらしい! 100円ショップでも売っていて、それを買ってきて増やすのだそうだ。近くのホームセンターのプランター売り場にもあるとのこと。 友人が作りあげた鉢植えの一つは、様々な多肉植物がてんこ盛りで、ラピュタを再現したような感じだ。伝わるだろうか、動かなくなったロボット兵が植物に埋もれていく姿。あれである。あれが植木鉢にある感じだ! 聞くと、いつかそれを再現したいらしい!おお、楽しみにしているぞ、私は!(検索してみたが、どうやらラピュタを作っている方がもういるらしい。インターネットってすごいですな) 見れば見るほど、不思議な植物たちである。葉っぱのような小さきものの集合体があるかと思うと、葉の一枚一枚が大きくその存在を示すものもいる。しかも!不思議と同じ種類でもお顔が違うのだ。きゅっと締まってかっこいい感じのものもいれば、葉が広がっておおらかな感じのものもいる。なぜ違うのかと友人に聞いたところ「お水の量や気候」とのことだった。そして、このものたちは乾燥した土地の植物らしくて、梅雨に弱いのだそうだ。中には水に強いもの...

「イメージ―視覚とメディア」読了

この本の存在は、友人によって知った。イギリス大好きな私なのだが、なんと表紙に「BBC」という文字が(←原書)!! イギリスの美術作家(でも分野は多岐にわたる方だ)の本である。原書を買ってみたが、まだ読んでいない。原書は英語だ(もしかしたら読まずに終わるかもしれない)。今回は翻訳されたものを読んだ。 この本は「ものの見方」について書かれた本である。美術がメインだから、美術に興味がある人は、それだけで面白いかもしれない。ただ興味がない人も読むと、新しいものの見方を知ることになるので、無駄ではないと思う。広告などの視点も述べられているので、広告関係の業務に関わる方々は読んでみると良いだろうと思う。日本の考え方では見えないことも多いので、特にクリエイティブに関わる方々は時代に添いつつも新しい視点が必要になるから。 私は、何かにぶつかった時、まず自分の「もの見方」を疑う。今まで生きてきた知識だけでものを見ると見えていないことが沢山ある。しかも、脳は嘘を真実に書き換えることもあるらしいから(それは以前脳科学の本を読んで知った)この本を読んで、新たにものの見方が増えたと思う。 私のブログを読んでくださっている方はお気づきかもしれないが、私はずっと「新しいことは何か?新しい表現はできないか」を考えている。 新しい絵を描きたいからだ。友人が「多くの人に絵を見てもらいたいならば、美術史をする必要がある」と私に勧めてくれたのは、そういうことじゃないだろうか。まだまだ読書量が足りないが、少しずつ前に進んでいる気はする。だが、技術も足りないし、まだ知識不足で毎日、精進している最中だ。 この本の感想ではなくなるかもしれないが、これを読んだことにより、私は「なぜ画家は自画像を描くのか」という疑問が少し解けた気がする。 私の友人も絵を描くが自画像が大好きそうである。去年「二人でしようか」と話し合った二人展もポスターには自画像を描きたいと言っていた。私は自分を描くことが嫌いなので、描かない。友人には申し訳ないが、私は自画像を描くのは断った(友人が自画像を描くのは、もちろんはオッケーだ。) 小学校4年生の時に絵が好きな担任の先生に授業で自画像を描かせられたが、その時くらいではないだろうか。その後、描いていない。私は、自画像を描きたがる人の気持ちがよくわからなかった。今もまだ考えている途中である。自画像...

人生の師匠とモノの価値観を語る(高価だから良いとは限らぬ!)

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 私の人生の師匠は、ものを俯瞰して見ることができる人だ。 師匠は、私と二回りも違う。時々、スーパーで見かけたりして挨拶を交わす。少し話したりもする。師匠はスーパーのものの価格変動に注目している。理数系の人なのであるが、それが関係しているのかわからない。私はただ単に貧乏な精神から価格の変動に注目している。お互い、時々、価格の話をする(近所のおばちゃんの井戸端会議のような、笑) 最近はデパートでも100円でレタスが売っていたりするのだという。しかも八百屋以上に綺麗なレタスが八百屋と同じ価格だったりするのだという。そんな師匠は、色々と話をしていると結構「ぼんぼん」なのだと思う。「ぼんぼん」というと悪く聞こえるかもしれないがそうではなく、師匠は人柄に育ちの良さが滲み出ているのだった。師匠自身は否定するけれど、そういうのは滲み出るのだ、自分が気がつかないところで。 師匠と話をしたのは「最近のデパートの品揃えの動向」である。私はそもそもデパートに興味がないが、師匠が話すとなんとなく面白い。上記で述べた通り、たまにデパートの方が近所で買う程度の値段で品の良いものが買えるのだそうだ。師匠は、それだけ選択の幅が広いのだと思う。 私は決まったスーパー3軒を行き来するくらいだから。もちろん、師匠はその3軒を熟知している様子で、それだけ物を選ぶときの選択の幅が広い。そもそも、師匠は私より経済的に上な生活をしているのだ。 私はほぼデパートに行かない。街に出ることも少ないし、勤務者であった頃は街に出ていたけれど、帰宅する頃はデパートが閉店時間だったりした。そもそも明るいうちに帰宅できたとしても、デパートに寄っただろうか。きっと寄らなかっただろうと思う。 私がデパートに用事がある時は、大抵仕事を辞める時に菓子折を買うために行く時だ。それはもう儀式のように。何度も何度も、人生でそういうことがあった。 私にとって、デパートはそういう場所だ。最後の儀式の道具を買いに行く場所なのだ。 なぜデパートで菓子折を買うかというと、デパートの「紙袋」が目的である。 スーパーで同じものを買っても価値が上がらない、あの紙袋に入るだけでステイタスを発揮する。そして、デパートやデパートに入っている店舗の包装紙。ただそれだけのものである。最近は、エコバッグを持ち歩くご時世になったので、どうなのか知らないが、やはり贈...

今日の落書き_210612

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  ボールペンのインクが出ない悲しみを表現しました。(落書きなんですけれども)

こおの食品知識(備忘録3:遺伝子組換えの恐怖、納豆大好きだけれども?)

私は納豆をよく食べる。毎日1パックは食べる。 以前は夕飯に食べていたが、最近は朝に食べる。夕飯に食べていた理由は、夜は活動量が少ないため油脂が少ないものを選ぶと納豆や豆腐が最適なタンパク源となるからだ。 ちなみに、昼食は肉などの脂を含むタンパク質を摂ると夕飯まで腹持ちがいい。最近、朝、納豆を食べるようになったのは、三食の組み合わせを考えていると、そこにしか空きがなかったからだ。基本、三食のうちどこで摂っても納豆は体に良いと思っている。 さてはて、納豆。やすい納豆の食品表示をよく見てみると大体が「大豆(遺伝子組換えでない)(カナダ産)」と書いてあったりする(アメリカ産もよく見かける)。 実は「遺伝子組換えでない食品」は任意での表示だったりする。 表示の義務があるのは「遺伝子組換えの農産物」「遺伝子組換え不分別食品」だ。 現在、日本国内では遺伝子組み換え農産物は商業的に生産されていない。日本で流通している遺伝子組換え農産物は全て輸入品である。 遺伝子組み換え表示は、製造業者や輸入業者に義務付けられているが、遺伝子組換え表示には問題があり、表記の詳細は割愛させていただくが、要点をいうと、遺伝子組み換えの農産物の約9割が表示対象から外されているということだ。 輸入大国、ニッポン! なぜ皆が、国産を買うかというと、これが理由だと思う。輸入物はコストを下げるために組み替えされている原料を使用している可能性が高いのだ。(輸入品については、 ポストハーベスト 問題もあるだろう) 納豆で言うと、組み換えの表示は4パターン考えられる。 原材料名が 「大豆(遺伝子組換え)」 「大豆(遺伝子組換え不分別)」 「大豆」 「大豆(遺伝子組換えでない)」 私は1と2の表示を見たことがない。 ちなみに2の「不分別」とは何かというと原材料が流通の段階では遺伝子組換えかどうか分別されていない場合に、こういう曖昧な表示する。 私はとりあえず国産の納豆を食べるようにしている。 国産の納豆の粒は大きいが、輸入された大豆は中粒や小粒が多いようだ。土地柄、大粒が育たないのではないかな。なぜか、国産の納豆には、カラシが添付されていることが多いのはなぜだろうか。私が食べている納豆は、大豆が九州産だが、添付のカラシがカナダ産だ。 謎だな。 遺伝子組換えが含まれた食品は、どんな風に体の組織を変えていくか分からないので、...

「ケアする人も楽になる マインドフルネス&スキーマ療法 BOOK1」読了

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 巷でよく聞く「マインドフルネス」だが、私はまだよくわかっていない。 若い時は、認知行動療法などの本を読み漁ったが、もう記憶になし。あの頃は、森田療法の本がやたらと多かった気がする。森田さんが考案したのに、森田さん以外の人が本をたくさん出していたりして、不思議であった(若かったからそう思ったのだろう)。 本の内容はというと、主に認知行動療法(以下、CBTと略す)とマインドフルネスである。 タイトルにあるスキーマ療法というのは、CBTから発展したもので、CBTは症状を軸にしてものを見るが、スキーマは価値観に軸をおいて見るといった感じだ。なんとなく伝わるだろうか? 著者の伊藤絵美さんは、臨床心理士、社会保険福祉士である。 「その道のプロなんだろうな」とプロフィールだけでもそう思う。認知行動療法の手法を行って、20年なんだそうだ。 内容はここで多くは語らないが、なんとこれ続くのである!!!!! タイトルをよく見ると「BOOK1」とある。「BOOK2」があるのである! 長年、抱えた傷というのは短期間で治るものではないのだ。読んでいると、著者の伊藤さんがn長い時間をかけて患者さん(マミコさん)を見守り、固まってしまった心を溶かしていく姿が窺える。 私が印象に残ったのは、レーズンをマインドフルネスに食べるという「レーズン・エクササイズ」だ。じっくり時間をかけてレーズンをたった一粒食べる。食べるまでにも、匂いを嗅いだり、手の上で転がしたり、一粒のレーズンから、たくさんの事を感じ取るのである。  これで思い出したのが、パラシュート部隊(福岡のお笑い芸人さん)の利きお菓子のYouTubeである。「目を瞑って食べると、こんなに違うものに思えるのか」というような感想をお二人がおっしゃっていたが、それを思い出した。 私たちは、普段、そんな食べ物をじっくり食べることがあるだろうか。感触、味の変化、匂い、一つ一つをじっくり感じて食べてるだろうか。食べ物に限ったことではない。一つ一つをじっくり見たり、考えたりすことは少ないのではなかろうか。 レーズン・エクササイズは他の食べ物を食べるときにも応用できる。このエクササイズをすることによって、一つ一つの感じ方、体験を大切に思えるようになるそうだ。 私も是非ともやってみようと思う。 このほかにも、心の傷を癒していく過程や方法が、患者さんのマミコ...

今日の落書き_210605

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  シュッとしているカエルさん。本が好きなカエル王子を私は探しています。いつになったら出会えるんでしょうか。(来世なのか?!)

「GO WILD 野生の体を取り戻せ!科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス」読了

フライドポテトが好きだ。でも、最近、食べない。 英語学習を近くのファストフード店でしていた時期があって、その時は月に3回ほどは食べていたと思う。大抵は、ドリンクだけ注文して、20分ほど復習して家路に着くのが日課だった。勤務者だった時は、勉強する時間を作るのがなかなか難しかったと、今、振り返る。でも、学習時間をそうやって生活に取り込んでいたが、食生活的にはよろしくなかった。 昔から元々、ジャンクフードは食べていない方だが、その時は何ヶ月かそういう日々が続いた。 SNSで私を知っている方は、ご存知かもしれないが私は病弱だ。今に始まったことではなく、小さな頃からだ。余命宣告された時もあったが、生き抜いたぞ、笑!!! そんなで、親はそういうの気にせずに私にあるものを食べさせてくれたが、振り返るとあまり体によろしくなかった。食事に気をつけるようになったのは、大人になってからである。 この本の3分の1は、栄養学を詳しく学んでいないものでも、わかりやすく私達がどういう経緯で文明による病気(先天性の糖尿病など)になってしまったかの経緯やとるべき栄養について詳しく述べられている。後の3分の2は、それに伴う運動や心、自然との関わりにおいても、具体的に研究などを例に挙げて書かれているので、興味がある人には面白いと思う。 ダイエットしたい人や健康な体を目指す人は読むと勉強になります。 下記は自分のための備忘録として、残しておく。 非常に勉強になった!!!!! (以下は自分のための備忘録です。全部を記してはいないが、ネタバレになるので注意なさってください) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ・食事について フライドポテトだが! この本に記載された実験によると「痩せている人にジャンクフードを食べさせたところジャンクフードからカロリーを多く摂取させる(太らせる)細菌が体内で繁殖した」とのこと。 私は今まで、赤身の肉も時々は体を気にして食べていたのだが、この本によると、食料として飼育されている牛たちは、牧草ではなく工業的型農業としての餌、とうもろこしや大豆を食べている。そうするとオメガ3という脂肪が不足する。 最近「ナッツはクルミが良い」と言われるのはこういう理由からではないだろうか。 オメガ3を補うには生クルミは適していると私も思う。(1日20グラムが適量) ビタミンDを日光...